ビタミンDは骨を丈夫にするために必要なホルモンで、日本人の8割が不足、4割が欠乏していると言われています。
不妊症領域では、免疫の異常が着床不全や流産を繰り返す原因となるといわれ、ビタミンDには着床における免疫を調節する機能があります。
また、呼吸器感染症や呼吸器疾患、自己免疫疾患、各種がん、糖尿病、痴ほう症、うつ病にも関係しているという報告もあります。
ビタミンDを食事からは十分に摂取することは困難で、日光に当たることにより皮膚で合成されますが、現代社会で日光を十分当たることは難しい現状があります。
そのためビタミンD不足もしくは欠乏症の方には、ビタミンDサプリの内服をお勧めします。
基準値(正常値)
基準値:30~100
不足状態:20以上30未満
欠乏症:20未満
※単位:ng/ml