ビタミンDは骨を丈夫に保つための栄養素です。
日本では女性の98%が不足、0~5か月乳児の約半数が欠乏症で、欠乏による母体や児への影響は様々です。
母体:
妊娠糖尿病、妊娠高血圧腎症、流産、帝王切開
児:
低出生体重児、SGA(在胎不当過少児)、免疫機能低下、くる病、呼吸器感染症に対する防御低下
母体のビタミンD高濃度群では、低濃度群と比較して低出生体重児・早産・SGA発生リスクの低下傾向が報告されています。
不妊症領域においては、免疫の異常が着床不全や流産を繰り返す原因となるといわれていますが、ビタミンDには着床における免疫を調節する機能があります。
他にも、呼吸器感染症や呼吸器疾患、自己免疫疾患、各種がん、糖尿病、痴ほう症、うつ病にも関係しているという報告もあります。
ビタミンDを食事からは十分に摂取することは困難で、日光に当たることにより皮膚で合成されますが、現代社会で日光を十分当たることは難しい現状があります。
そのためビタミンD不足もしくは欠乏症の方には、ビタミンDサプリの内服をお勧めします。
基準値(正常値)
基準値:30~100
不足状態:20以上30未満
欠乏症:20未満
※単位:ng/ml