子宮鏡検査
クリニックでは設置の難しい子宮鏡を導入しています。
3㎜の子宮ファイバースコープにより子宮内を観察します。
【観察できる主な内容】
〇子宮筋腫(粘膜下筋腫)
〇子宮内膜ポリープ
〇子宮内癒着
〇慢性子宮内膜炎 etc...
【施行時期】
月経周期8-12日目 (初診時は施行できる場合もあります)
【予約】
WEB予約必須:「公美子医師」からお取りください
※月曜午前中は子宮鏡検査をお受けしていませんので左記以外の日程でご予約下さい
【料金】
〇保険診療不可の場合:自費11000円 + 初/再診料 + 経腟超音波料)
※自費の料金項目はこちら
※慢性子宮内膜炎の診断目的で施行する場合は、自費となります
不育症検査・着床不全検査
【血栓性素因検査】
●料金:自費45000円 + 初/再診料 ※前後の可能性あり
●項目:APTT、抗核抗体、プロテインC活性、プロテインS活性、第Ⅻ因子活性、抗リン脂質抗体(ループスアンチコアグラント、抗カルジオリピン抗体:IgG・IgM、抗β2-GP1抗体)
【内分泌検査】
●料金:自費3300円 + 初/再診料 ※前後の可能性あり
●項目:甲状腺ホルモン(TSH、抗TPO抗体)
【免疫学的検査】
●料金:下記参照 + 初/再診料 ※前後の可能性あり
●項目:Th1/Th2細胞(15000円)、ビタミンD(5500円)
●注意:Th1/Th2細胞は平日午前11:30予約まで受付可
コルポスコピー
コルポスコピーとは子宮頸がん精密検査を指します。
頸がんが発生する部位(外子宮口)を特殊なカメラを用いて詳細に観察する検査で、所見に基づき病変が疑われる部分をごく一部採取します。
採取した組織により、軽度異形成・中等度異形成・高度異形成・上皮内がんなど確定診断し、それに基づき今後の治療計画を立てます。
手術が必要な場合は、連携病院へのご紹介となります。
【適応】
検診でASC-USかつHPV陽性の方、もしくはLSIL以上の方
(ASC-USの方はHPV検査から施行します)
【検査可能な時期】
月経時以外
【方法予約】
オンライン予約
※通常外来枠(AM:11時まで/PM:3時まで)よりご予約ください。
【所要時間】
検査は約5分ですが、その後30分程度院内待機が必要となる場合があります。
子宮頸がん検査結果
【結果の分類について】
子宮頸がんの検査結果は、これまでクラス分類Ⅰ~Ⅴの5段階で表記されていました。
このクラス分類は微妙な異常を分類しきれず、診断の見落としにつながることもありました。
そこで従来のクラス分類に代わる子宮頸がんの新しい細胞診報告様式として、国際分類である「ベセスダシステム」に基づいた分類で表記しています。

【結果表記の意味と結果の対応について】
●NILM(クラスⅠ・Ⅱ):正常な細胞のみ
●ASC-US(クラスⅡ・Ⅲa):異形成と言い切れないけど細胞に変化がある
●ASC-H(クラスⅢa・Ⅲb):高度な細胞異型の可能性がある
●LSIL(クラスⅢa):HPV感染や軽度異形成と考えられる
●HSIL(クラスⅢa・Ⅲb・Ⅳ):中等度異形成・高度異形成・上皮内癌と考えられる
●SCC(クラスⅣ・Ⅴ):明らかな上皮内癌と考えられる
●AGC(クラスⅢ):腺異形成という前がん状態、または腺癌の可能性がある
